2012年11月27日火曜日

第五課題『ポーラス』


出題者 安東陽子



ポーラス



ポーラスはスポンジなどの多孔質体の総称です。形状に定義はありませんが、一定の空間を占める体積があり、その中を空気や水がある程度自由に流れる隙間があります。フィルター等の工業的な用途がある一方で、例えばジャングルジムや地引き網のような、別の機能を持つ物体や、そよ風が通り抜ける樹木の枝や葉など、複合的な空間の広がりとも感覚的に共通するものがあります。ここでは、そのようなポーラスの性質に着目して、隙間の多い素材を使用するだけでなく、立体的な骨格を工夫するなど、身体的に感じることのできる、心地よさを与えるような、風通しの良い作品を提案してください。





提出物:立体(275×275cmの台座の上に設置。台座も丁寧に作ること。)

出題日:11月 7日
提出日:11月14日 13時30分(厳守)
講評日:11月21日

0 件のコメント:

コメントを投稿