2012年11月19日月曜日

1X11A024 内島 達也 A+++
















卓上の七味という小さなモチーフを発掘仕分けするというシンプルかつ壮大な労働を最小の形で開示している。原料を単に並列するのとは決定的に違う何かがそこには横たわっている。
処方時と同様の形で7種類の種子や粒子の定量化されている一方で、混沌一体としてはじめて効果をあげる、香り、風味、食感、など色分けできない不可逆かつ不可分な情報の欠落。復元と同時に失われる情報がミニマルな形で抽出されている。(博多)

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