2012年11月19日月曜日

1X11A059 小林 大純 A++






白木の板を刳抜いた部分にレンガ色の断片が嵌め込まれている表紙が清楚である。レンガ色と淡いモルタル色の凹凸のレリーフが、見開きに開かれ、片方が片方の凹凸として一枚の面として閉じられる。“さいごはひとつ”なのである。「復現」とは、なにかとなにかがひとつになることである、という思想が作品を導いているところが良い。(入江)

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